中2英語学習の4つのポイントってナニがあるのでしょうか?
また,中2英語の授業の受け方や家庭学習も気になります。
そこで,中2英語学習の4つのポイントにはナニがあるのかや中2英語の授業の受け方や家庭学習についてまとめてみました。
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中2英語学習の4つのポイントってナニ?
中2英語学習の4つのポイントは次の4点になります。
・三単現のsをマスターすること
・過去形をマスターすること
・不定詞・動名詞をマスターすること
・比較をマスターすること
中2英語学習のポイントは,主な文法内容をマスターすることです。
中2英語学習をうまく乗り切ることができれば,中学英語の7割はマスターしたことになりますから,最後は中3英語で詰めをしていくだけになります。
ですから,これから紹介する4つのポイントをしっかりと押さえて中2英語学習を進めてほしいと思います。
ポイント1・三単現のsをマスターしよう。
三単現のsは,1年生の復習になります。
しかし,英語が苦手になった生徒の多くが,三単現のsでつまずいていますから,きちんと復習しておきましょう。
三単現のsとは,わかりやすく言うと,
主語が三人称単数であれば,
肯定文の時,
一般動詞の語尾を,必ず~sか~esか~iesにしなければならないということでしたね~(笑)
決め手は,主語が三人称単数であるのか,三人称単数でないのかというところです。
意味は,
肯定文は,「~します。」,
否定文は,「~しません。」,
疑問文は,「~しますか。」でした。
それから,
「肯定文」では,
主語が三人称単数でない場合,
主語+「動詞の原形」~.という形になり,
主語が三人称単数である場合,
主語+「三単現のs」~.という形に変わりました。
「否定文」では,
主語が三人称単数でない場合,
主語+don’t+「動詞の原形」~.という形になり,
主語が三人称単数である場合,
主語+doesn’t+「動詞の原形」~.という形に変わりました。
doesn’t+「動詞の原形」ですよね。
「疑問文」では,
主語が三人称単数でない場合,
Do+主語+「動詞の原形」~?という形になり,
主語が三人称単数である場合,
Does+主語+「動詞の原形」~?という形に変わりました。
ここまでの内容を押さえておけば,三単現のsはマスターできると思います。
さらに極めたいと思うのでしたら,参考までに,次のものも見てください。
・英語の一般動詞をわかりやすく解説?つまずくポイントや解決法も!
・中1英語三単現のs攻略4つのポイント!学年180位生徒Aの事例も
ポイント2・過去形をマスターしよう。
中2英語では中1英語とは異なり,過去形が登場します。
過去形は,be動詞と一般動詞の両方にあります。
まずは,be動詞の過去形です。
そもそもbe動詞の現在形は,
am , is , are
でしたね。
それが過去形になると
am → was,
is → was,
are → were
になります。
過去形のbe動詞was , were も
現在形のam , is , are と同じで
肯定文も否定文も疑問文も同じ使われ方をしますから,
現在形として使われていたものが過去形になったというだけなわけです。超わかりやすいです。
ところが,一般動詞の過去形になると,肯定文の時,異なる使われ方をします。
その理由は,一般動詞は,
現在形の時に,三単現のsがありますが,
過去形の時には,規則動詞と不規則動詞があります。
規則動詞というのは,肯定文で現在形を過去形にする時,
動詞の語尾に-edを付けたり,-dを付けたり,yをiに変えて-edを付けたり,子音字を重ねて-edを付けたりする動詞のことです。
それに対して不規則動詞は,肯定文で現在形を過去形にする時,
動詞が不規則に変化する動詞のことです。
規則動詞と不規則動詞の否定文や疑問文では,現在形を過去形にする時の動詞の使い方になるわけですが,ここは超カンタンです。
否定文では,
規則動詞の場合も不規則動詞の場合も,
主語+didn’t+動詞の原形~.
となるだけです。
疑問文では,
規則動詞の場合も不規則動詞の場合も,
Did+主語+動詞の原形~?
となるだけです。
過去形については,
be動詞と一般動詞で,
肯定文,否定文,疑問文の仕方が異なりますが,
特に一般動詞の肯定文では,
規則動詞と不規則動詞において,
さまざまな変化がありますから,注意です。
ポイント3・不定詞・動名詞をマスターしよう。
中2英語で登場する不定詞や動名詞という言葉は聞き慣れない言葉ですので説明します。
まず,不定詞は,
to + 動詞の原形という形をとり,
・~すること(名詞的用法)
・~するために(副詞的用法)
・~するための,~すべき(形容詞的用法)
といった3つの意味を持ちます。
不定詞での注意点は,
英文を見た時に,
3つの意味に照らし合わせながら,
日本語に直すところです。
次に動名詞は,
動詞の原形ingという形をとり,
「~すること」
というふうに日本語に直します。
「~すること」というところは,
不定詞の名詞的用法と同じですから,
書き換え問題によく出題されますから,練習が必要です。
ポイント4・比較をマスターしよう。
中2英語学習の比較とは,
2つのものを比べたり,
~の中で1番どうだ,
というような表現をする方法です。
比較には,3つパターンがあります。
原級,比較級,最上級の3つです。
原級は,
「~と同じくらい・・・」という意味になり,
主語+動詞+as+原級+as+主格.の語順になります。
比較級は,
「~より・・・です」という意味になります。
語順が2パターンあり,
主語+動詞+比較級+than+主格.の語順と
主語+動詞+more+原級+than+主格.の語順の場合があります。
最上級は,
「~の中で最も・・・です」という意味になります。
語順が2パターンあり,
主語+動詞+the+最上級+( ofまたはin )~.の語順と
主語+動詞+the+most+原級+( ofまたはin )~.の語順の場合があります。
原級,比較級,最上級と異なる形で用いられますから,注意が必要になります。
中2英語で気をつけるべき授業の受け方についても
中2英語学習においても一番大事なのは学校の英語の授業になります。
その理由は,
英語の授業を行う先生が最終的にテスト問題を作り,
そのテストの出来具合をチェックすることにより,
皆さんの英語の力を評価していくからです。
たとえ塾や家庭教師などでしっかり英語の学習をしたとしても,
テスト問題を作る先生が授業で強調したことやチェックしたところを適当にしていれば,
テスト問題の傾向や形式をつかむことが出来ず,
テスト問題の対策がズレてしまい,
良い結果を残すことが出来なくなる可能性があります。
そうなると元も子もなくなるので,
普段から学校の英語の授業を第一にするということが大切になります。
授業は,基本的には教科書の内容をすることが多いので,
まずは次の授業で行う予定の教科書の文や新しい単語をノートに書き,
意味がわかるものがあれば,それもノートに書き留めておきます。
もちろん,宿題が出ていれば,それはやっておきます。
たったこれだけのことですが,
最低限の準備の仕方でも,
授業を受ける際には役に立つと思います。
しかし,担当の先生の指示に従ったやり方が一番良いと思いますから,
授業の中で担当の先生に耳を傾け,
しっかり話の内容を聞き取って学習を行うようにしてください。
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中2英語でやるべき家庭学習についても
中2英語でやるべき家庭学習は,
中1英語学習の時と同様に,授業を受けて,
担当の先生が強調されたことや
「ここが大事,ここをチェック」と言われたところを
家庭学習で再度チェックしなおし,
理解したり覚えたりすることです。
家庭学習の勉強法がわからないという悩みの人は,
授業で使うノートとは別に家庭学習用のノートを作り,
そのノートに授業で聞いた大事なところを書き込んでまとめていくことをおすすめします。
もちろん,
授業でしたところは家庭学習の中で単語も文章も音読し,
読めないものが全くないようにしていきます。
音読は,英語学習を行う際の必須の作業です。
その後,
まとめたり音読した内容を再度読んだり書いたりしながら練習します。
暗記できるとなおさら良いでしょう。
自分で単語テストをしたり,
英文解釈や英作文に挑戦しても良いかもしれません。
余裕があれば,
学校で使うワーク類以外に書店で売ってある問題集を買い,
授業以外の別の角度から中2英語学習を進めていけば,
さらなる実力向上につながるかもしれません。
私は中2英語学習の復習として,
授業のノート整理や音読以外に,
書店で受験研究社の「英語実力突破」という問題集を購入し,
英語の実力向上に努めました。
この問題集は,
高校入試用の問題集で,
中1から中3までの3年間の学習内容を復習させる問題集でした。
中2英語学習を行う1年間の中で,
英語実力突破をひととおり学習し終えた私の英語力は,
格段に高いものとなりましたから,
本当に余裕があれば,
皆さんにも挑戦してもらいたいです。
まとめ
・中2英語学習の悩みは,
生徒それぞれにおいて違いがありますが,
4つのポイントをマスターすることで中2英語学習の半分以上を習得することができます。
・中2英語での授業の受け方についても,しっかりと確認していきましょう。
・中2英語の家庭学習については,
授業の復習だけでも大変ですが,
さらに問題集などに挑戦することは,
英語の実力を格段にアップさせることになりますから,
余裕があれば挑戦してください。
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