中1英語学習の4つのポイントってナニがあるのでしょうか?
また,中1英語の授業の受け方や学習のやり方も気になります。
そこで,中1英語学習の4つのポイントにはナニがあるのかや中1英語の授業の受け方や家庭学習のやり方についてまとめてみました。
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中1英語学習の悩みはナニ?
中1英語学習の悩みはナニかを公立中学校で38年間生徒たちに英語を教えた私がまとめるとさまざまな「わからない」があることに気づきます。
・中1英語学習のナニがわからないかわからない。
・ローマ字がわからない。
・単語の覚え方がわからない。
・英語の文の意味(訳し方)がわからない。
・英語の文の作り方がわからない。
・中1英語の文法がわからない。
・リスニングの勉強法がわからない。
・授業の受け方がわからない。
・家庭学習の勉強法がわからない。
・中間テスト,期末テストなどの勉強法がわからない。
これらの「わからない」ことが中学1年生の英語学習における悩みのほとんどになります。
そして,これらの悩みに対してひとつひとつ解決していく場合もあれば,限定的に解決していく場合もあり,いずれにせよ,悩みの解決が「わからない」を「わかる」に変えていく手立てとなります。
ところで,中1英語学習に取り組むにあたって4つのポイントがあるのをご存じでしょうか?このポイントを知っているかどうかで,中1英語学習だけでなく中2英語学習,中3英語学習にもかなり影響が出てきますから,知っておいたほうが良いと思います。
中1英語学習の4つのポイントってナニ?
中1英語学習の4つのポイントは次の4点になります。
・アルファベットは,ブロック体をおぼえよう。
・単語も文章も,必ず読めるようにしよう。
・文字をできるだけ早く書けるように練習しよう。
・テスト問題や解答用紙を必ず中学を卒業するまで保管しておこう。
中1英語学習のポイントについては,その内容を知るだけでも,後に中1英語の学習内容を完全にマスターすることに役立ってきますから,暗記するぐらいに知っておいてほしいと思います。
ポイント1・アルファベットは,ブロック体をおぼえよう。
教科書やワークや問題集や参考書を見ると,
文字が His cousin has become an engineer. のようになっています。
His cousin h「a」s become an en「g」ineer.
上の文章の「」の中にあるように,「a」とか「g」のようになっているのがわかりますか。
自宅にあるパソコンでアルファベットを打ってみても同じような結果になります。
そして,この「a」とか「g」を含めたアルファベットのことを活字体(かつじたい)と呼びます。
大文字は,A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z
小文字は,a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z
上の大文字と小文字が,活字体のアルファベットになります。
それに対して,覚えなければならないブロック体は,次のような形になります。
これらのアルファベットがブロック体のアルファベットになります。必ず覚えるようにしてください。
ポイント2・単語も文章も,必ず読めるようにしよう。
中1英語の学習方法だけでなく,中2英語でも中3英語でも,単語や文章は読めるようになっておくことがとても重要です。
その理由は,読めなければ,単語や文章は見るだけしか出来ず,そのままの状態で意味を覚えたり,単語の綴りなどを覚えるのはとても難しくなるからです。単語や文章が読めると,いっしょに単語や文章の意味を覚えたり,単語の綴りなどを覚えたりすることが出来やすくなります。
私が過去に教えた生徒の中で東京大学に進学した生徒も何人かいましたが,その全員の生徒たちが,単語も文章も,必ず読めるようになることが英語学習をする上で最も大切なことであると言っていました。
ポイント3・文字をできるだけ早く書けるように練習しよう。
文字をできるだけ早く書けるようになると単語でも文章でも早く書けるようになり,そのことは授業中の板書をノートに写す場合でも焦らずにきちんと書き写すことが出来るようになります。
また,時間が決まっているテストの際にも,文字が早く書けるようになっていると単語でも文章でも早く書けるようになっていて,問題を解く時に余裕が生まれます。
このように,文字をできるだけ早く書けるようになるといろいろな点にメリットが生まれますから,早く書けるように練習することは大切です。
練習の方法として私が中学1年の時にやっていた方法は,秒針のある時計やストップウォッチを目の前において,時間を決めてその時間内に文字(単語や文章)が書けるようになるまで練習するということでした。
練習をやり始めた頃は,綴りミスもかなり多くありましたが,慣れてくるとだんだんミスもすくなってきて,かなり早く書けるようになりました。練習をある程度継続していくと,想像以上に早く書けるようになりますから,このような練習もしない手はありません。だまされたと思ってやってみてください。
ポイント4・テスト問題や解答用紙を必ず中学を卒業するまで保管しておこう。
テスト問題や解答用紙を保管しておくことが大事なのは,どうしてだと思いますか。
その理由は,人にとって,同じ間違いを繰り返さないことが重要だということです。テストの解答用紙が返却されて,点数だけ見てポイしてしまう人は,テストの解答用紙が返却されて,自分のまちがったところをチェックしてしっかりと覚える人に比べると,再度同じ内容でテストされた時に間違える可能性が高いといえます。
テストを受けて最初はまちがっても良いわけです。次にまちがわなければ。しかし,人は忘れる動物ですから,時には読み返すことが必要になってくるわけで,そのためにもテスト問題や解答用紙は必ず保管をして,思い出したように振り返り再学習するようにして,同じ間違いを繰り返さない対策としてください。
ここまでにあげた4つのポイントは,中1英語学習をしていくにあたっての最低限なポイントになりますから,しっかりと身につけられるように努力してほしいものです。
中1英語で気をつけるべき授業の受け方についても
中1英語学習に取り組むにあたって,一番大事なのは学校の英語の授業になります。
その理由は,英語の授業を行う先生が,最終的にテスト問題を作り,そのテストの出来具合をチェックすることにより,皆さんの英語の力を評価していくからです。
たとえ塾や家庭教師などでしっかり英語の学習をしたとしても,テスト問題を作る先生が授業で強調したことやチェックしたところを適当にしていれば,テスト問題の傾向や形式をつかむことが出来ず,テスト問題の対策がズレてしまい,良い結果を残すことが出来なくなる可能性があります。
そうなると元も子もなくなるので,普段から学校の英語の授業を第一にするということが大切になります。
授業は,基本的には教科書の内容をすることが多いので,そう考えると,まずは次の授業で行う予定の教科書の文や新しい単語をノートに書き,意味がわかるものがあれば,それもノートに書き留めておきます。もちろん,宿題が出ていれば,それはやっておきます。たったこれだけのことですが,最低限の準備の仕方でも,授業を受ける際には役に立つと思います。しかし,担当の先生の指示に従ったやり方が一番良いと思いますから,授業の中で担当の先生に耳を傾けしっかり話の内容を聞き取って学習を行うようにしてください。
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中1英語でやるべき家庭学習についても
中1英語でやるべき家庭学習は,授業を受けて,担当の先生が強調されたことや「ここが大事,ここをチェック」と言われたところを家庭学習で再度チェックしなおし,理解したり覚えたりすることです。
家庭学習の勉強法がわからないという悩みの人は,授業で使うノートとは別に家庭学習用のノートを作り,そのノートに授業で聞いた大事なところを書き込んでいくことをおすすめします。
もちろん,授業でしたところは家庭学習の中で単語も文章も音読し,読めないものが全くないようにしていきます。
それが済むと,次に授業で使うノートの中から担当の先生が大事だと言われていた内容を家庭学習のノートに書き写し,まとめます。
もし余裕があれば,その後に書き写した内容について,別の紙に書いたりして練習したり暗記したりします。
自分で単語テストをしたり,英語の文の意味(訳し方)についてのテストをしたり,英語の文の作り方(英作文)のテストをしたりと工夫してやるといいかもしれません。
まとめ
・中1英語学習の悩みは,生徒それぞれにおいて違いがあります。中1英語学習のナニがわからないかわからないや単語の覚え方がわからない等々いろいろあり,その克服が求められます。
・中1英語学習の4つのポイントは,中1英語学習をしていくにあたっての最低限なポイントになりますから,しっかりと頭に叩き込み身につけておきましょう。
・中1英語での授業の受け方ややるべき家庭学習について参考にし,自分が出来るものを身につけていきましょう。
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